宮野エレーナ

本編中の灰原とあの方に関する描写を時系列順に追う。

@灰原登場。フロッピーのデータを積極的に確認するもナイトバロンに消去される。

Aピスコ事件。「両親とは古くから交際」、「あの方に長年仕えた」発言

B灰原の母親のテープ発見。「お母さん実は…」発言

Cあの方のメアド発覚。灰原「信じがたい人物」発言

@後の灰原の慎重さと比べるとフロッピー関連の動きは積極的。
組織の根幹に関わるデータ入手→組織壊滅の流れが重要。

Aピスコの発言から以下のように解釈
・「古くから交際」=「長年仕えた」と捉えるとあの方は宮野夫妻のどちらか
・灰原には宮野夫妻が事故死したと嘘を教えていた
・事実上友人関係とも言えるピスコでさえもあっさりとジンに始末させる非情さは組織の仕事であれば娘の命でさえ奪う非情さに通じ、矛盾しない。

Bそもそも事故死なのに何故テープを残せた?
エレーナの死は死期を調整できる作為的なもの。
「お母さん実は死んでないの。表向きは死んだことにして組織の仕事に専念しているのよ」
この発言により灰原は母親の死が嘘と知り、そこまでして表社会から存在を消さなければならないことに疑問を抱く。
結果、組織のボス=エレーナの可能性に思い至る。
 
「お母さん実はね…」の後を聞いた以降、灰原がテープを聞いてる描写はない。

C「信じがたい人物」とは表向き死んでいる人物+自分の母親というニュアンス

・組織のカラーが黒の理由
あの方は表向き死んでいるので全員喪服で活動している。

・コードネームが酒
宮野のアナグラム→飲み屋をもじって

・あの方という呼び名
シャーロックホームズにおいてアイリーンアドラーは「あの人」と呼ばれる。
アイリーンは別の読み方でエレーナ

・ベルモットがお気に入り
表向き死んでいる人間なのでベルモットに変装してもらわないと活動できない。
また、アイリーンアドラーは男装の達人であり、あの方が普段変装していることを示唆している。